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本人支援
「本人支援」は、障害のあるこどもの発達の側面から、心身の健康や生活に関する領域「健康・生活」、運動や感覚に関する領域「運動・感覚」、認知と行動に関する領域「認知・行動」、言語・コミュニケーションの獲得に関する領域「言語・コミュニケーション」、人との関わりに関する領域「人間関係・社会性」の5領域にまとめられます。これらの領域の支援内容は、お互いに関連して成り立っており、重なる部分もあります。
また、学齢期には、二次障害やメンタルヘルスの課題を抱える場合もあり、こどもがこれらの課題を乗り越えていくためには、自尊感情や自己効力感を育むことが重要です。
この「本人支援」の大きな目標は、こどもが様々な遊びや学び、多様な体験活動を通じて生きる力を育むとともに、将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようにするものです。
放課後等デイサービス事業所で行われる「本人支援」は、家庭や地域社会での生活に活かしていくために行われるものであり、学校と連携を図りながら進めていくものです。
※放課後等デイサービスガイドライン(令和6年7月)引用
【ねらい・支援内容】
「5領域」が導入されたのは、どうしてなのでしょうか。
本人支援という名のもとに、
いつのまにか自分たちの“やり方”や“得意分野”に偏った支援が増えてしまったからでしょうか。
あるいは、発達支援に必要な知識や力量を、もう一度見直す必要があるというメッセージなのかもしれません。
5領域を意識したアセスメントや支援は、たしかに大切です。
でも、それを「全部入れること」が目的になってしまったら、本来の意味を見失ってしまいます。
子どもは一人ひとり違います。
colorfulには、不登校のお子さんもいれば、重い病気や障がいをもつお子さんもいます。
「この子にはこの支援を」と、簡単に型にはめられるものではありません。
私たちは、まず目の前の子どもの姿を丁寧に見つめたい。その上で、5領域の視点を生かしながら、その子の「今」と「これから」に必要な支援を考えていきます。
支援は、制度のためにあるのではなく、子どもの人生のためにある――。
その原点を忘れずに、私たちは日々の実践を積み重ねていきます。











